0→1環境の創業間もない海外不動産テックスタートアップに就職したBEYONDBORDERS 高稲さん

0→1環境の創業間もない海外不動産テックスタートアップに就職したBEYONDBORDERS 高稲さん

海外×IT×不動産をキーワードに、海外不動産事業を行うスタートアップの株式会社BEYONDBODERSに、2017年に新卒社員として入社した高稲祐貴さん。大学時代にカナダ・アイルランド・マレーシアの3ヶ国で留学とインターンシップを経験。日本に帰国後は国内の企業でインターンを経験した後、起業したての同社の営業インターンにジョインしました。就職活動で大手に内定をもらっていましたが辞退し、BEYONDBORDERESの新卒生として入社しました。

今回、高稲さんには海外留学での経験や起業したてのスタートアップでの営業インターン、新卒として入社すると決断した理由について伺いました。

株式会社BEYONDBORDERS
https://beyondborders.jp/ja/

「不動産に関わる『Happy』を世界中で生み出す」を企業のミッションとして掲げ、2015年7月に設立され現在は2つの事業を展開。

「海外不動産メディア事業」では「SEKAI PROPERTY」という、世界各国の不動産情報の検索やニュースなどまとめたWEBサイトを日本語・英語・中国語・台湾語で運営。また、「不動産エージェント事業」として投資用、居住用の不動産購入・売却を検討されている方に向けて、国内外の不動産物件の提案から、海外現地視察、 購入手続き、賃貸管理から売却までトータルサポート。現在、東京本社とマレーシア支社の2拠点があり、2019年夏に向けてカンボジア支社の展開も準備中。シンガポールのベンチャーキャピタルから資金調達も行っており、今後は株式上場も目指している。

◆1年間の休学で欧・アジア2か国で留学とインターンを経験

株式会社BEYONDBORDERSの高稲祐貴さん

BEYONDBORDERS高稲さん

 

ーー3ヶ国に留学されたそうですが、海外にはもともと強い興味があったのですか?

地元の群馬で高校まではラグビーをしていて、花園を目指して卒業間際までずっと部活漬けでした。大学進学で東京に一人で上京した時は「大学では遊びたい!」という気持ちが少しありました(笑)

ただ、ずっとこれまで何か目標を立てて、それに向かって突き進むのが好きな性格だったので、大学では「英語を習得する」という目標を立てていました。そのこともあり、まずは大学の交換留学プログラムでカナダ留学を経験したんです。

プログラムは、日本人の参加者も多かったですし、とても過ごしやすかったのですが、僕にとっては、ちょっと物足りなかったという想いがありました。そこで、2年生の授業が終わったあとに1年休学して、色々な国を見て回り、さまざまな経験をしてみようと思いました。

ーー休学中、まずアイルランドに留学しようと思ったのはなぜですか?

人と違うことをするのが好きなので、あまり他の学生が行かないような国を探していました。そんな中、ワーキングホリデーのビザがとれる国の中で「アイルランド」が目に留まり、周りでアイルランドに留学していたという人は聞いたことがなかったので決めました。

語学学校にまずは行き、そこでブラジル人とメキシコ人と仲良くなり、彼らと一緒にシェアハウスに住むようになりました。そこでは、イベントを企画をして、様々な集まりも開催しました。東ヨーロッパの国に旅行などもしにいったりして5か月滞在しました。

ーーその後、なぜアジアに行くことに決めたんですか?

アイルランドには様々な国の人が来ていましたが、友人たちからみると僕は「アジア人」というくくりで語られるんです。ただ、「アジア」といわれても、自分は「アジアの中で日本しかしらないな」と思ったんです。

だから、「アジアの一員として、アジアの国を見ておかなくてはいけない、アジアのことをもっと知りたい!」という想いが芽生えました。

そして、今度は留学だけではなくインターンにもチャレンジしたいと考えました。

ーー海外インターン先はどんな軸で選んだのでしょうか?

アジアでインターン先を探していた際は、勉強してきた英語を使える環境であることと、雑務的なことではなく主体的に関われそうな仕事がしたいと思っていました。

インターネットで様々な会社を探すうちに、日本とマレーシアを拠点に、教育事業を展開するベンチャーを見つけました。ベンチャーなら自分も主体的に関われそうだし、やりたいことにあっていそうだと感じ、ここでインターンをすることを決めました。

ーーマレーシアのインターンではどんな経験をされたんですか?

アイスタランド留学の後、他の国もたくさん見てみたいという気持ちもあり、2ヶ月間バックパッカーで世界を放浪した後に4か月マレーシアに滞在しました。

インターンでは、新規事業などにも関わらせてもらい、最初は初めてのビジネスの場で出来ないことも多く、ビジネス英語にも苦戦しました。

しかし、インターンの業務として現地のスタートアップ企業が集まるイベントで、起業家の方たちと直接話す機会も多かったことで、ビジネスの実践の場を経験でき、英語のスキルアップもすることができました。

◆0スタート時期に起業の魅力に惹かれ、インターンから新卒入社したBEYONDBORDERS

現在活躍中の営業インターンのメンバーと

BEYONDBORDERS高稲さん

ーー日本に戻られてからは、どんなことをされていたんですか?

休学を終えて日本に戻り、3年生になってからは国内のインターンシップに参加しました。どうせやるならしっかり結果が出せるようなことがしたいと思い、数か月単位で参加ができる長期の営業インターンを探し、ITベンチャーや外資広告の企業などのインターンに参加しました。

父が昔から「目標を持つこと、そして負けるな」と言われ続けてきたこともあり、前述でも話したように目標を立て、目指してやりきるということや1番を目指すことが好きなんです。おかげで、インターン営業として最年少最速契約記録なども作れました。

ーーBEYONDBORDERSには、どんなきっかけでジョインしたんですか?

知人の方を通じて、弊社代表の遠藤が新しく事業を立ち上げる予定で、インターンを探していると誘いをもらったんです。まだ事業や具体的な商材もはっきり決まっていない何もない状況でしたが、それが僕には面白く魅力的に見え、インターンとしてのジョインを決めました。

ーーインターンとして入社した当時はどのような業務をしていたのですか?

最初のころは、仕事も決まっていることが何もなかったので、まずは仕事を探してくるということをしていました(笑)

海外×不動産という事業コンセプトは決まっていたので、「海外の方に国内の不動産販売をしよう!」となりましたが、次に「あれ?海外の投資家は、どうやって探すんだろう?」となり、まずは海外に繋がりがありそうなのでは?ということから旅行代理店にひたすらに電話をかけていました。

それでも仕事はなかなか増えず、スタートアップには珍しく、その頃は定時きっかりで帰れる程でした(笑)

現在、お客様の問い合わせ集客のメインとなっているSEKAI PROPERTY」のサイトの立ち上げも僕の入社後でしたし、今の事業形態になるまでには少し時間もかかりました。

でも、そんなこれから事業が始まっていくんだという環境にワクワクしている自分がいました。

ーー就職活動では最初からスタートアップへの就職を考えていたんですか?

実は、就職活動はわりと大手の企業を受けていて、数社内定をもらいました。しかし、それまで意識をしていなかったので気づかなかったのですが、何もない環境に飛び込んだとおり、どうやら自分は仕組づくりや組織づくりなど、0→1で何かを作り上げることが好きなんだということに気づいたんです。

そうした気づきもあり、他の企業の内定を辞退して、BEYONDBORDERSに新卒で入社することを決めました。

ーー0→1の環境ということ以外に、BEYONDBORDERSに入社した理由はありましたか?

BEYONDBORDERSに決めた一番の理由は、ただのスモールビジネスではなく、スタートアップとして明確なビジョンや目標がありました。その掲げている目標に共感できましたし、一緒に向かっていけると感じたところが大きかったです。

学生時代は、様々なことにチャレンジして夢中になってきましたが、社会人になったら自分が熱くのめり込めるような目標や想いが無くなってしまうのかな?と思っていました。でもBEYONDBORDERSでは、それが本気で出来そうだというイメージが沸いたんです。

物件の視察同行や現地ディベロッパーとの打ち合わせで海外出張も

BEYONDBORDERS高稲さん

ーー入社後から現在まで、どのような仕事を担当されてこられたのですか?

当社では、お問い合わせをいただいた方や、当社が主催するセミナーに参加していただいた方などがお客様になります。

その中で海外の不動産を購入して移住や投資をしたいという富裕層の日本人の方に向けた「アウトバウンド」の営業と、海外のお客様が別の国や日本の物件を購入したい場合の「インバウンド」のニーズがあります。

僕は最初は昨年の6月まではそのインバウンド不動産事業の営業責任者をしていました。今はアウトバウンドの事業に移り、マレーシアやカンボジア、タイなどのアジアを中心に、その他の国の不動産物件を日本人のお客様に提案しています。

ーー仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

富裕層の方がお客様ということで経営者の方などが多いのですが、厳しい視点を持っている経営者の方たちに満足いただける提案ができた時はとてもやりがいを感じますし、僕は起業にも興味があるので、視察同行中などに経営者の方たちのビジネスの話を聞ける機会も多いので勉強にもなっています。

◆スタートアップの良さと大変さは自分次第

ーースタートアップならではの良さ・難しさはどんな点だと思いますか?

前述したような起業したての頃の何も無い手探りな状態の大変さも1つですが、現在、設立から3年が経ち、事業も大きくなったことで、たくさんのお問い合わせや業務の幅も広くなり、そういった部分での大変さもあります。

また、スタートアップ企業はその都度新しい事に挑戦しているので、0→1感は常にありますし、色んな部分で仕組化されていない環境は、経験の浅い学生の方たちには大変に感じるところでもあると思います。

ただそれを「〇〇が揃っていないから・・・」と言って諦めるのではなく、「自分で創り上げる楽しさがスタートアップの良いところだ」と思えると仕事がもっと面白くなると思いますし、そういう体験ができるのがスタートアップの良さでもあると思います。

東京オフィスのメンバーと

BEYONDBORDERS高稲さん

ーー今後は、どのような目標がありますか?

今いるスタッフは、様々な国から来ていたり、経験してきたバックグラウンドも違うのでとてもユーモアがあります。さらにこういった仲間の数も増やして、マレーシアだけでなく、海外拠点もさらに世界に増やしていけたらいいなと思います。

あとは、現在インターンをはじめ入社してきてくれる方に営業ロープレや各国の情報のインプット勉強会などを行っているのですが、こういった研修もさらに仕組化して充実させることで、それぞれの力がもっと付くようにしていきたいです。

一緒に働いている今のメンバー全員のことがとても大好きなので、チームプレイで会社が掲げている目標に向かっていき、達成し続けてみんなで喜び合いたいです。

ーー学生のみなさんに向けてメッセージをお願いします。

留学と併せて就活前にぜひ海外インターンにもチャレンジして欲しいです。当社のマレーシア支社でインターンをしているメンバーも留学を経験した後にインターンに参加している方が多く、とても活躍してくれていますし、実際に働くイメージが沸くと思います。

また、夢や目標など何でもいいので、1つの達成に向けて動くといいと思います。思考しながら行動というように、考えながら1つ1つこなして繰り返していけば、達成に近づけると思いますし、それを行うことで力がつくと思います。

ーー高稲さん、お話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

(取材・編集・写真・文)高島優季

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