就活生必見!自己分析の目的・やり方・テクニックを紹介します
- 2019年04月10日

「自己分析のやり方がわからない。」
「自己分析ってそもそもやる意味あるの?」
「自己分析を上手にやる方法を知りたい。」
こんなお悩みや疑問、ご要望をお持ちではないでしょうか。
そんな方のためにこちらの記事では
・自己分析の目的
・自己分析のやり方
・自己分析がうまくいくテクニック
の順番にご紹介しています。
自己分析に必要な情報をまとめているので、こちらの記事を読みながら自己分析進めていってください。
自己分析の目的を理解しよう
そもそも自己分析とは、過去の経験を振り返ることで自身の特性を把握・分析し自己理解を深めることです。
自分の考えや経験を整理することで、これまで気づかなかったような強み・弱みを把握することができます。
就活においては、自己分析を行う目的が3つあります。
・魅力的なESを作成すること
・面接対策
・企業選びの軸を見つける
それではこれらを順番に解説していきます。
魅力的なESを作成する
自己分析を行うことで魅力的なESの作成ができるようになります。
ES(エントリーシート)とは採用担当者に対して、自分の魅力をアピールするために企業に提出する応募書類のこと。
自分の強みがどのような経験を通して得られたのかを書くことで根拠のあるESに仕上がります。
自己分析を通して自分の性格やスキルを把握しておかないと魅力的なESの作成は難しいでしょう。
面接対策
自己分析を行うことで、面接対策になります。
自分の経験やスキルについて頭の中で整理されるからです。
自分の強みはどういった経験を通して得られたものなのか。
具体的なエピソードを通して伝えることで根拠の強い回答となります。
また頭の中で整理された自分の考えは、本番で緊張していても容易に回答できますし、具体的なエピソードを交えて伝えられるので面接官も納得感を抱くことでしょう。
企業選びの軸を見つける
自己分析を行うことで自分の興味や特性、価値観を認識し企業選びの軸が見つかります。
具体的には
・どのような働き方が自分に向いているのか
・どんな業務が自分に合っているのか
・企業規模や業態、給料、福利厚生など企業に求める順位
です。
企業選びの軸が定まった上で企業研究に進むことで効率的に就活を進めることができます。
自己分析のやり方
自己分析を行う際に自分史というものを作成します。
自分史とは、自身の志向性や価値観の変化を探るために過去をさかのぼって書き出したものです。
それでは早速自己分析のやり方を見ていきましょう。
①自身の過去を振り返り自分史を作成する
②自分史で振り返った経験を掘り下げる
③過去の経験を分析する
それぞれ順番に説明していきます。
①自身の過去を振り返り自分史を作成する
まずはじめに、過去を振り返り自分史を作成します。
自分史を作成するために中学から大学までの経験のなかで
・達成したこと
・悔しかったこと
・忘れられない体験
を書き出しましょう。
ポジティブな経験だけでなく、ネガティブな経験も書き出すとよいでしょう。
ネガティブな経験も状況を好転させるために行なったことであればアピール材料になり得ます。
印象に残っている経験は、積極的に振り返ってみましょう。
②自分史で振り返った経験を掘り下げる
①で作成した自分史をさらに掘り下げていきましょう。
経験の深掘りをすることで、自分のアピールポイントが見つかります。
以下のような内容を自分史のエピソードに当てはめ考えていきましょう。
・その活動を始めた理由
・その活動を続けられた理由
・行動した結果
・どのような困難にぶつかり、どのようにそれを乗り越えたのか
・その経験から学んだこと
③過去の経験を分析する
自分史を掘り下げた結果を分析しあなたの特性を探っていきましょう。
それぞれのエピソードに共通する行動パターンがあればそれがあなたの特性です。
この3ステップを踏むことで、今まで気づいていなかった自分の性格や特性、強みや弱みに気づくことができます。
自己分析のテクニック
自己分析を行う際にちょっとしたテクニックを使えばより一層自己理解が深まります。
そのテクニックとは
・「なぜ?」を繰り返すこと
・他己分析で客観的に自分を教えてもらうこと
です。
順番に説明していきます。
「なぜ?」を繰り返す
自分史を掘り下げていく際に、それぞれのエピソードに対して「なぜ?」を繰り返し問いかけます。
「なぜ?」を繰り返し問いかけることで、その経験から得た学びや強みに至るまでの考え方や自身の価値観に気づけます。
そしてその考え方や価値観を企業はESや面接を通して知りたいのです。
あなたが「何をしたか?」ではなく、あなたの考え方や価値観の源泉である「なぜそれをしたのか?」を知ることで自社に適した人材かを判断しています。
これを繰り返すことで、自分の価値観が鮮明になり自己理解が深まります。
そのため自分史を作成したら必ず、ひとつひとつの経験に対して繰り返し「なぜ?」を問いかけましょう。
他己分析で客観的に自分を教えてもらう
自己分析を他視点から行う「他己分析」というものがあります。
他己分析とは、友達や親などの親しい他者からの客観的な意見をもとに自己分析を行う方法です。
他己分析をすることで、自分では気づけなかった自分の特性を知れるメリットがあります。
まとめ
自己分析の目的、やり方、テクニックについて紹介してきました。
今回の内容をまとめると、就活においては自己分析を行うことで3つのメリットがあります。
・魅力的なESを作成できるようになる
・面接の受け答えが容易になる
・企業選びの軸が見つかる
自己分析のやり方は以下の3ステップです。
①自身の過去を振り返り自分史を作成する
②自分史で振り返った経験を掘り下げる
③過去の経験を分析する
自分史で振り返ったエピソードに対して「なぜ?」を繰り返したり、他己分析で客観的に自分を教えてもらたりすることでより自己理解が深まります。
是非こちらの記事を参考にしながら、自己分析を行なってみてください!
(参考)
https://shinsotsu.mynavi-agent.jp/knowhow/article/how-to-self-analysis.html
https://kenjasyukatsu.com/archives/993
https://matcher.jp/dictionary/articles/12
https://syukatsu-pro.com/column/650